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絵本の棚から、私の好きな絵本(海外の絵本作家編) [かたより図書部]
日本の作家編に続き、海外イラストレーター編です。
海外の絵本も日本の絵本同様に大好きで、どれから書こうかやっぱり悩みますが・・・
まずはイラストレーターAnna Laura Cantone
初めて出会ったのはボローニャ絵本原画展で(13~4年前だと思います)原画5点が飾られていました。
目玉が飛び出てる!コラージュやいろんな画材を使った混合技法で描かれた原画に釘付けになりました。
その時買ったのがこの絵本。イタリア語?文章はわからないけどなんとなく想像で・・・
ほぼ『ジャケ買い』ですね。それからずっと飾ってあります。
MY FAVORITE THINGS (絵:Anna Laura Cantone)
こちらも同じ作家でボローニャ絵本原画展の入選作。文章は英語です。
独特のタッチで描かれた女の子、部屋や猫や友だち全部かわいくて大好きです。
Pecorino’s FIRST CONCERT (絵:Anna Laura Cantone)
男の子も髭のおじさんもたくさんの楽器も、なんでこんなにおしゃれでかわいいの!
続きましてイラストレーター Helga Bansch
こちらもボローニャ絵本原画展で原画に一目ぼれ。10年くらい前かも・・・
絵本を買ったのは良かったのですが、オーストリア?ドイツ語全く読めません・・・(;´▽`A``
輸入盤で割高な価格でしたがどうしてもほしかったのです。読めなくてもこんなに素敵な絵本なんだからって。
でもなんと友だちの友だちがドイツ在住でたまたま帰国しているから訳してれるって!私の友だちの中ではインテリの彼女。インテリの友だちはやっぱりインテリなのね(;'∀')
絵本なので微妙なニュアンスがあるかも・・・とのことでしたが、日本語に訳された文章を見て感動しました。もしもの空想のお話をこんな風に描けるなんてすごい!
その後またジャケ買い。そう度々うまくいかないもので、こちらは全く想像で読んでおります。
海外の印刷のにおいがするなぁ、なんて思いながらほぼ画集です。
「ボタン」サラ・ファネリ
日本語版です。
コラージュされたビビッドなイラストと周りを囲む文章のレイアウトがおもしろいです。
文章のリズムが良くて、娘が小さい頃に暗記するくらい読んだ1冊です。
翻訳された文章を読んでいるので、原文がどんな風なのかはわかりませんが、文章・イラストともにおもしろくて大好きです。
「ぜったい がっこうには いかないからね」ローレン・チャイルド
お兄ちゃんと妹のやり取りがおもしろいお話です。
タイトルにもイラストにもインパクトがあります。サラ・ファネリ同様、コラージュが技法として使われていて斬新さを感じます。小さな子どもの絵本としてはめずらしいタッチというか「絵本って自由なんだな」と感じた一冊です。
「おはなしのもうふ」(絵:エレナ・オドリオゾーラ)
子どもたちは「おはなしのもうふ」に座ってザラおばあちゃんのお話を聞くのが大好き。だけど「おはなしのもうふ」はだんだん小さくなってしまいには消えてしまいます。そこでむらびとたちは・・・
心温まるすてきなお話とふんわりと柔らかいイラストが素敵な一冊です。パッチワークの毛布や毛糸の小物、登場する村人や子どもたち、犬や猫もみんななんともいえない表情で癒されます。イラストの構図もおもしろいです。
「まっくろくろのおばけちゃんのぼうけん」(イラスト:フィリップ・ジョルダーノ)
これもボローニャ絵本原画展がきっかけの一冊。
まっくろくろのおばけちゃんって時点でもうおかしな感じなのですが、このおばけちゃん、なかなかのヴィジュアルです。カラフルでおしゃれで不思議な世界の中に真っ黒のおばけちゃんがまたかわいいい♪ お話もおもしろいです。
最後に「エルンスト」作・絵エリサ・クレヴェン
繊細でとてもきれいなイラストです。エルンストはもしもの話が大好きなワニの男の子、お母さんにいろんなも「もしも」のお話をします。「もしも、おとうさんがおとうさんじゃなくて、黒パンさんってよばれてたらどうかな?」とか、かわいいでしょ?ラストも素敵なお話で、これも娘に何度も読み聞かせた一冊です。
5人のイラストレーターを選ぶつもりが7人になてしまいました・・・でもまだ足りないかも。
日本語版が出版されていないものもありますが、どれもイラストが素敵でインテリアとして飾っても素敵です。
ほとんどはイラストで選んでいますがもちろんお話も素敵です。(読めていないものもありますが・・(^^;)
日本語訳についてちょこっと・・・
『エルンスト』は訳されたものが出ていますが、最初に図書館でかりたものと私が購入したものは訳が少し違いました。図書館で繰り返し借りてから購入したので、違う日本語訳を読んだときは違和感がありました。でも好みでいうと購入したほうの訳が好きなので、違和感はすぐになくなりました。その違いをもう覚えているわけではありませんが、微妙なリズムの違いで、読んだ時の心地良さが違うというか、私の読み方にはまったんだと思います。
読み手によっても好みでも違うものだと思いますが、私にとってはとても貴重な読み比べになりました。
イラストで選ぶことが多いと書きましたが、私は絵本の要素すべてが好きです。一枚の絵としても成立するくらいどのページも素敵ですが、ページをめくって繋がっていくことの楽しさや、絵がお話をより膨らませたり広げていく感じが好きです。
絵本ってやっぱり素敵!
またいつか、『かたより図書部』で語ってしまう気がしています(^^ゞ
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海外の絵本も日本の絵本同様に大好きで、どれから書こうかやっぱり悩みますが・・・
まずはイラストレーターAnna Laura Cantone
初めて出会ったのはボローニャ絵本原画展で(13~4年前だと思います)原画5点が飾られていました。
目玉が飛び出てる!コラージュやいろんな画材を使った混合技法で描かれた原画に釘付けになりました。
その時買ったのがこの絵本。イタリア語?文章はわからないけどなんとなく想像で・・・
ほぼ『ジャケ買い』ですね。それからずっと飾ってあります。
MY FAVORITE THINGS (絵:Anna Laura Cantone)
こちらも同じ作家でボローニャ絵本原画展の入選作。文章は英語です。
独特のタッチで描かれた女の子、部屋や猫や友だち全部かわいくて大好きです。
Pecorino’s FIRST CONCERT (絵:Anna Laura Cantone)
男の子も髭のおじさんもたくさんの楽器も、なんでこんなにおしゃれでかわいいの!
続きましてイラストレーター Helga Bansch
こちらもボローニャ絵本原画展で原画に一目ぼれ。10年くらい前かも・・・
絵本を買ったのは良かったのですが、オーストリア?ドイツ語全く読めません・・・(;´▽`A``
輸入盤で割高な価格でしたがどうしてもほしかったのです。読めなくてもこんなに素敵な絵本なんだからって。
でもなんと友だちの友だちがドイツ在住でたまたま帰国しているから訳してれるって!私の友だちの中ではインテリの彼女。インテリの友だちはやっぱりインテリなのね(;'∀')
絵本なので微妙なニュアンスがあるかも・・・とのことでしたが、日本語に訳された文章を見て感動しました。もしもの空想のお話をこんな風に描けるなんてすごい!
その後またジャケ買い。そう度々うまくいかないもので、こちらは全く想像で読んでおります。
海外の印刷のにおいがするなぁ、なんて思いながらほぼ画集です。
「ボタン」サラ・ファネリ
日本語版です。
コラージュされたビビッドなイラストと周りを囲む文章のレイアウトがおもしろいです。
文章のリズムが良くて、娘が小さい頃に暗記するくらい読んだ1冊です。
翻訳された文章を読んでいるので、原文がどんな風なのかはわかりませんが、文章・イラストともにおもしろくて大好きです。
「ぜったい がっこうには いかないからね」ローレン・チャイルド
お兄ちゃんと妹のやり取りがおもしろいお話です。
タイトルにもイラストにもインパクトがあります。サラ・ファネリ同様、コラージュが技法として使われていて斬新さを感じます。小さな子どもの絵本としてはめずらしいタッチというか「絵本って自由なんだな」と感じた一冊です。
「おはなしのもうふ」(絵:エレナ・オドリオゾーラ)
子どもたちは「おはなしのもうふ」に座ってザラおばあちゃんのお話を聞くのが大好き。だけど「おはなしのもうふ」はだんだん小さくなってしまいには消えてしまいます。そこでむらびとたちは・・・
心温まるすてきなお話とふんわりと柔らかいイラストが素敵な一冊です。パッチワークの毛布や毛糸の小物、登場する村人や子どもたち、犬や猫もみんななんともいえない表情で癒されます。イラストの構図もおもしろいです。
「まっくろくろのおばけちゃんのぼうけん」(イラスト:フィリップ・ジョルダーノ)
これもボローニャ絵本原画展がきっかけの一冊。
まっくろくろのおばけちゃんって時点でもうおかしな感じなのですが、このおばけちゃん、なかなかのヴィジュアルです。カラフルでおしゃれで不思議な世界の中に真っ黒のおばけちゃんがまたかわいいい♪ お話もおもしろいです。
最後に「エルンスト」作・絵エリサ・クレヴェン
繊細でとてもきれいなイラストです。エルンストはもしもの話が大好きなワニの男の子、お母さんにいろんなも「もしも」のお話をします。「もしも、おとうさんがおとうさんじゃなくて、黒パンさんってよばれてたらどうかな?」とか、かわいいでしょ?ラストも素敵なお話で、これも娘に何度も読み聞かせた一冊です。
5人のイラストレーターを選ぶつもりが7人になてしまいました・・・でもまだ足りないかも。
日本語版が出版されていないものもありますが、どれもイラストが素敵でインテリアとして飾っても素敵です。
ほとんどはイラストで選んでいますがもちろんお話も素敵です。(読めていないものもありますが・・(^^;)
日本語訳についてちょこっと・・・
『エルンスト』は訳されたものが出ていますが、最初に図書館でかりたものと私が購入したものは訳が少し違いました。図書館で繰り返し借りてから購入したので、違う日本語訳を読んだときは違和感がありました。でも好みでいうと購入したほうの訳が好きなので、違和感はすぐになくなりました。その違いをもう覚えているわけではありませんが、微妙なリズムの違いで、読んだ時の心地良さが違うというか、私の読み方にはまったんだと思います。
読み手によっても好みでも違うものだと思いますが、私にとってはとても貴重な読み比べになりました。
イラストで選ぶことが多いと書きましたが、私は絵本の要素すべてが好きです。一枚の絵としても成立するくらいどのページも素敵ですが、ページをめくって繋がっていくことの楽しさや、絵がお話をより膨らませたり広げていく感じが好きです。
絵本ってやっぱり素敵!
またいつか、『かたより図書部』で語ってしまう気がしています(^^ゞ
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